BINDに新しい脆弱性が見つかったらしい。
米Internet System Consortium(ISC)は16日、DNSサーバーソフト「BIND 9」がクラッシュして停止するという報告を複数の組織から受けたとして、この問題を防止するパッチを公開した。原因については現在調査中で、判明次第、詳細を報告するとしている。
この問題は、ある種のネットワーク上のイベントにより、BIND 9キャッシュサーバーが不正なレコードをキャッシュすることがあり、そのレコードに対する問い合わせによって、キャッシュサーバーが「INSIST(! dns_rdataset_isassociated(sigrdataset))」というログを出力した後、クラッシュするというもの。